日本歴史地名大系 「八千駅」の解説 八千駅やちのえき 山口県：山口市鋳銭司村八千駅古代、山陽道の駅として「勝間」と「賀宝」の間に定められた八千駅は、鋳銭司（すぜんじ）の大村（おおむら）の地辺りと比定される。「延喜式」（兵部省）の「周防国駅馬」に「八千」とあり、二〇匹の駅馬を置くことを定めている。東の勝間（かつま）は現防府（ほうふ）市に置かれた周防国府付近、西の賀宝（かがほ）は現山口市嘉川（かがわ）付近とされる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
