八女手漉和紙(読み)やめてすきわし

事典 日本の地域ブランド・名産品 「八女手漉和紙」の解説

八女手漉和紙[紙工芸・和紙]
やめてすきわし

九州・沖縄地方、福岡県の地域ブランド。
八女市筑後市で製作されている。1595(文禄4)年、日蓮宗の僧・日源が、和紙づくりに適した矢部川清流を発見。越前手漉き和紙技術を伝えたという。板画家・棟方志功が愛用したことで全国に知られるようになった。現在でも、提灯紙・民芸紙書道用紙などがつくられている。福岡県特産工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android