八子(読み)はね

精選版 日本国語大辞典 「八子」の意味・読み・例文・類語

はね【八子】

  1. 〘 名詞 〙 唐鞍(からくら)の飾りにつけるもの。鞍橋(くらぼね)後輪(しずわ)左右の雉子股(きじもも)の下にそれぞれ四本ずつ、または五、六本ずつ垂らす細長い金銅の板で、先端に鈴をつける。
    1. [初出の実例]「院御馬被置御堂唐鞍、八子雲珠鈴頸総也」(出典:兵範記‐仁安元年(1166)一〇月二七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む