八房川(読み)やふさがわ

日本歴史地名大系 「八房川」の解説

八房川
やふさがわ

主流は市来町北東部の(四一〇・二メートル)北東斜面に源を発し、川上かわかみの中央付近を西流し、当町と串木野市との境界を南西流して東シナ海に注ぐ。全長約二〇キロ、二級河川。上流部には昭和五六年(一九八一)に完成した市来ダムがあり、中流域には縄文時代後期の遺跡の市来貝塚がある。合流する支流には二俣ふたまた川・ふく川・広野こうの川があり、それぞれ深谷を形成している。二俣川・福ヶ野川は源をほこたに付近に発し、犬木屋いぬごやで当町内に入る。その支流の鹿丸しかまる川は源を上野うえの(東市来町)に発している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む