取水堰(読み)シュスイゼキ(その他表記)intake facilities

デジタル大辞泉 「取水堰」の意味・読み・例文・類語

しゅすい‐ぜき【取水×堰】

水位を上げて用水路に水を取り入れるために、川などに横切って設ける堰。取水ダム

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「取水堰」の意味・わかりやすい解説

取水堰
しゅすいぜき
intake facilities

取水するために水位を必要な程度に高めるための構造物。昔は蛇籠や木で造られていたが,現在ではほとんどがコンクリート造である。固定堰可動堰があるが,人為的に水位を調節することのできる可動堰が多くなっている。利根大堰,木曾大堰などは大規模な取水堰である。樋門,樋管は堤防を通して河川水を取水する施設で,基本的な構造は昔も今も変らない。

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