八所御霊神社(読み)はつしよごりようじんじや

日本歴史地名大系 「八所御霊神社」の解説

八所御霊神社
はつしよごりようじんじや

[現在地名]奈良市秋篠町

秋篠あきしの寺南、同寺の旧境内に鎮座。崇道天皇以下御霊八所を祭神とし、秋篠寺の鎮守社であった。旧村社。昭和三九年(一九六四)秋篠寺金堂天井裏から発見された嘉慶二年(一三八八)の木札には秋篠寺修二月会の夜荘厳の頭役選任について記され、そのなかに八所御霊の名がみえる。この修二月会夜荘厳は現在では秋篠寺を離れて、当社宮座で行われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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