八木山ノ田遺跡(読み)やぎやまのたいせき

日本歴史地名大系 「八木山ノ田遺跡」の解説

八木山ノ田遺跡
やぎやまのたいせき

佐倉市八木字山ノ田

地形から見ると、遺跡は印旛いんば沼に流入する鹿島かしま川の支流高崎たかさき川中流域の、台地中央の平坦部に確認され、周辺は樹枝状に開折されている。遺跡の標高は三六メートルで、北側の水田面との比高は三〇メートル。平成八年(一九九六)に調査された遺跡で、弥生時代中期後半の住居跡が八軒確認されたほか、古墳時代前期後半の住居跡、奈良・平安時代の住居跡、竪穴状遺構・道路状遺構などが確認されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android