日本歴史地名大系 「八木間村」の解説 八木間村やぎまむら 静岡県:清水市旧庵原郡地区八木間村[現在地名]清水市八木間町中宿(なかじゆく)町の北、興津(おきつ)川の下流右岸に位置し、身延(みのぶ)道(興津筋)が通る。寛永九年(一六三二)の徳川忠長改易後は幕府領となり、同領で幕末に至る(国立史料館本元禄郷帳・「寛政重修諸家譜」・旧高旧領取調帳など)。元禄郷帳では高四七二石余。産物には大根・牛蒡・藍・竹などがあり(駿河記)、寛政四年(一七九二)駿府代官小笠原仁右衛門から甘蔗の栽培を命じられている(興津公民館所蔵文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by