八束脛(読み)やつかはぎ

精選版 日本国語大辞典 「八束脛」の意味・読み・例文・類語

やつか‐はぎ【八束脛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 八握りもある長さの脛の意で ) 古代中央政府に服しない土着の人々を、中央から蔑視して呼んだ称。
    1. [初出の実例]「古老のいへらく、昔、国巣〈俗の語に都知久母、又、夜都賀波岐(ヤツカハギ)といふ〉山の佐伯、野の佐伯ありき」(出典常陸風土記(717‐724頃)茨城)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む