八王子山古墳群(読み)はちおうじやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「八王子山古墳群」の解説

八王子山古墳群
はちおうじやまこふんぐん

[現在地名]和歌山市弘西 黒岩

和泉山脈から派生した標高九八メートル前後の尾根上に形成され、前方後円墳三基、円墳一〇基からなる。

昭和五一年(一九七六)から同五四年にかけて八号墳(円墳)の発掘調査が行われた。尾根先端の平坦地にあり一三基の埋葬施設を検出。その多くは土壙墓や木棺直葬で副葬品をもたない。そのなかで第三主体は木棺直葬であるが、小型鋸歯文鏡・琴柱形石製品・玉類・鉄器が副葬されており、この古墳群の築造時期の一端が五世紀前半にあることを示している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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