八珍(読み)ハッチン

精選版 日本国語大辞典 「八珍」の意味・読み・例文・類語

はっ‐ちん【八珍】

  1. 〘 名詞 〙 八種の珍味。牛・羊・麋(となかい)・鹿・麕(くじか)・豕・狗・狼。あるいは、龍肝・鳳髄・兎胎・鯉尾・鴞炙・猩脣・熊掌・酥酪(一説には豹蹄)のこと。この他、異説が多い。また、盛大な料理・食膳のこと。
    1. [初出の実例]「則陳八珍之嘉肴酌九醞之旨酒」(出典:三教指帰(797頃)上)
    2. [その他の文献]〔周礼‐天官〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む