八珍(読み)ハッチン

精選版 日本国語大辞典 「八珍」の意味・読み・例文・類語

はっ‐ちん【八珍】

  1. 〘 名詞 〙 八種の珍味。牛・羊・麋(となかい)・鹿・麕(くじか)・豕・狗・狼。あるいは、龍肝・鳳髄・兎胎・鯉尾・鴞炙・猩脣・熊掌・酥酪(一説には豹蹄)のこと。この他、異説が多い。また、盛大な料理・食膳のこと。
    1. [初出の実例]「則陳八珍之嘉肴酌九醞之旨酒」(出典:三教指帰(797頃)上)
    2. [その他の文献]〔周礼‐天官〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む