ちんみ【珍味】
めったにない、珍しくおいしい食べ物。さきいかやいかのくんせい、チーズたら、ビーフジャーキー、ナッツなど、乾き物を主とした酒の肴(さかな)に向く加工食品をいうこともある。◇フォアグラ・トリュフ・キャビアが世界三大珍味とされる。また、江戸時代には、三河(現在の愛知県)のこのわた、長崎のからすみ、越前(現在の福井県)のうにが天下の三珍とされた。
出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報
ちん‐み【珍味】
〘名〙 めずらしい味。めったにないほどのよい味。また、その
食物。
※
北山抄(1012‐21頃)三「太政大臣家饗用
二陸海珍味
一同
レ常」
※俳諧・五七記(1760)芭蕉翁行脚掟「美食珍味にふける人は」 〔新唐書‐穆員伝〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報