八重の潮風(読み)ヤエノシオカゼ

デジタル大辞泉 「八重の潮風」の意味・読み・例文・類語

八重やえ潮風しおかぜ

はるか遠方の海路を吹いてくる風。
「しるべせよ跡なき浪に漕ぐ舟のゆくへも知らぬ―」〈新古今・恋一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「八重の潮風」の意味・読み・例文・類語

やえ【八重】 の 潮風(しおかぜ)

  1. 八重潮路を吹いて来る風。
    1. [初出の実例]「薩摩潟沖の小島に我は有と親にはつげよやへのしほかぜ〈平康頼〉」(出典:千載和歌集(1187)羇旅・五四二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む