八重の潮風(読み)ヤエノシオカゼ

デジタル大辞泉 「八重の潮風」の意味・読み・例文・類語

八重やえ潮風しおかぜ

はるか遠方の海路を吹いてくる風。
「しるべせよ跡なき浪に漕ぐ舟のゆくへも知らぬ―」〈新古今・恋一〉

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精選版 日本国語大辞典 「八重の潮風」の意味・読み・例文・類語

やえ【八重】 の 潮風(しおかぜ)

  1. 八重潮路を吹いて来る風。
    1. [初出の実例]「薩摩潟沖の小島に我は有と親にはつげよやへのしほかぜ〈平康頼〉」(出典:千載和歌集(1187)羇旅・五四二)

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