八重九重花姿絵(読み)やえここのえはなのすがたえ

精選版 日本国語大辞典 「八重九重花姿絵」の意味・読み・例文・類語

やえここのえはなのすがたえやへここのへはなのすがたヱ【八重九重花姿絵】

  1. 歌舞伎所作事。常磐津富本長唄。三升屋二三治作。天保一二年(一八四一江戸中村座二世尾上多見蔵の九変化舞踊。「五郎」「稽古娘」「瓢箪鯰」「多見蔵狂乱」などがある。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「八重九重花姿絵」の解説

八重九重花姿絵
〔常磐津, 富本, 長唄, 清元〕
やえここのえ はなのすがたえ

歌舞伎・浄瑠璃外題
作者
三升屋二三治 ほか
演者
杵屋六左衛門(9代)
初演
天保12.7(江戸・中村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の八重九重花姿絵の言及

【五郎】より

…1841年(天保12)7月江戸の中村座初演。九変化所作事《八重九重花姿絵(やえここのえはなのすがたえ)》の一曲。演者は2世尾上多見蔵。…

※「八重九重花姿絵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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