公孫龍(読み)こうそんりゅう(その他表記)Gong-sun Long

精選版 日本国語大辞典 「公孫龍」の意味・読み・例文・類語

こうそん‐りゅう【公孫龍】

  1. 中国、戦国時代趙の思想家。字(あざな)は子秉(しへい)名家一人で、堅白同異堅石白馬)の弁によって知られる。著に「公孫龍子」三巻がある。生没年未詳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「公孫龍」の意味・わかりやすい解説

公孫龍
こうそんりゅう
Gong-sun Long

[生]前320頃
[没]前250頃
中国,戦国時代末期の趙 (山西省) の弁論家。字は子秉。平原君に仕える。啓蒙的詭弁として有名な「白馬非馬論」「堅白異同論」において,事物外観本体とを混同してはならないと説いた。著書『公孫龍子』 (6編) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android