日本大百科全書(ニッポニカ) 「六口島」の意味・わかりやすい解説 六口島むくちじま 岡山県中南部、児島(こじま)半島沖合いの瀬戸内海備讃(びさん)瀬戸にある島。面積1.17平方キロメートル。倉敷(くらしき)市に属する。下津井(しもつい)瀬戸を隔てて下津井港に対する。瀬戸内海国立公園域で、西岸には花崗(かこう)岩が侵食され、ゾウのような形になった象岩(国指定天然記念物)がある。海水浴場やキャンプ場があり、児島観光港から渡船が出る。人口11(2009)。[由比浜省吾][参照項目] | 備讃諸島 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「六口島」の解説 六口島 岡山県倉敷市、水島灘に浮かぶ小さな有人島。「むぐちじま」と読む。児島諸島に属する。面積約1.09平方キロメートル。島名は、東岸の一番谷から六番谷まで6つの谷があることに由来する。大阪城築城のための石が切り出されていた島。島の西岸に海水浴場があり、その南端に国指定天然記念物の「象岩」がある。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報