其処程(読み)ソコホド

デジタル大辞泉 「其処程」の意味・読み・例文・類語

そこ‐ほど【×処程】

[代]中称の指示代名詞。そこらあたり。そこら。
「このごろの人の家の―にてぞありけんと覚え」〈徒然・七一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「其処程」の意味・読み・例文・類語

そこ‐ほど【其処程】

〘代名〙
① その辺。そこらあたり。
徒然草(1331頃)七一「昔物語を聞きても、この比(ごろ)の人の家の、そこほどにてぞありけんと覚え」
上杉家文書‐(年未詳)(江戸)一一月一日・上杉景勝自筆書状「ここもとなに事なく候〈略〉そこほとそくさいにて候よし、まんそく申候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android