其方退(読み)そっちのけ

精選版 日本国語大辞典 「其方退」の意味・読み・例文・類語

そっち‐のけ【其方退】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) かまわずにのけておくこと。相手にしないこと。また、そのさま。そちのけ。そこのけ。
    1. [初出の実例]「小町もそっちのけにて」(出典:洒落本・傾城買二筋道(1798)冬の床)

そち‐のけ【其方退】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =そっちのけ(其方退)俚言集覧(1797頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む