具志堅宗精(読み)グシケン ソウセイ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「具志堅宗精」の解説

具志堅 宗精
グシケン ソウセイ


肩書
宮古民政府初代知事,元・琉球工業連合会会長

生年月日
明治29年8月22日

出生地
沖縄県那覇市

学歴
島尻農業学校中退

経歴
与那原警察署長など各地の署長を経て昭和19年那覇署長となり、戦後22年宮古民政府の初代官選知事。群島知事公選の25年実業界に転じ、具志堅味噌醬油会社を創業。その後、オリオンビール製油、アスファルト工業などの会社を興し、琉球工業連合会会長として地場産業の育成に尽くした。政財界に知己が多く、島の製産品税率を、復帰まで低く抑えさせ、新企業の開発や社会福祉事業にも尽力した。反共主義者といわれながら、対中貿易には真っ先に乗り出した。

没年月日
昭和54年12月29日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「具志堅宗精」の解説

具志堅 宗精
グシケン ソウセイ

昭和期の実業家 元・琉球工業連合会会長;宮古民政府初代知事。



生年
明治29(1896)年8月22日

没年
昭和54(1979)年12月29日

出生地
沖縄県那覇市

学歴〔年〕
島尻農業学校中退

経歴
与那原警察署長など各地の署長を経て昭和19年那覇署長となり、戦後22年宮古民政府の初代官選知事。群島知事公選の25年実業界に転じ、具志堅味噌醬油会社を創業。その後、オリオンビール、製油、アスファルト工業などの会社を興し、琉球工業連合会会長として地場産業の育成に尽くした。政財界に知己が多く、島の製産品の税率を、復帰まで低く抑えさせ、新企業の開発や社会福祉事業にも尽力した。反共主義者といわれながら、対中貿易には真っ先に乗り出した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「具志堅宗精」の解説

具志堅宗精 ぐしけん-そうせい

1896-1979 昭和時代後期の実業家。
明治29年8月22日生まれ。沖縄県内の警察署長をへて,昭和22-25年宮古民政府知事。その後,具志堅味噌(みそ)醤油(しょうゆ),琉球製油,32年オリオンビールを創立した。琉球工業連合会会長。沖縄県社会福祉協議会会長。昭和54年12月29日死去。83歳。沖縄県出身。島尻農学校中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「具志堅宗精」の解説

具志堅 宗精 (ぐしけん そうせい)

生年月日:1896年8月22日
昭和時代の実業家。琉球工業連合会会長;宮古民政府知事
1979年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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