兼子宙(読み)カネコ ヒロシ

20世紀日本人名事典 「兼子宙」の解説

兼子 宙
カネコ ヒロシ

昭和期の評論家 元・広島大学教授。



生年
明治42(1909)年1月26日

没年
平成1(1989)年1月10日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝国大学心理学科〔昭和6年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲三等旭日中綬章〔昭和56年〕

経歴
昭和7年海軍技術研究所技師、21年労働省労政局調査員、23年人事院能率局長、28年広島大学教育学部教授、34年早稲田大学生産研究所教授、46年雇用促進事業団職業研究所長を歴任

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「兼子宙」の解説

兼子宙 かねこ-ひろし

1909-1989 昭和時代社会心理学者。
明治42年1月26日生まれ。集団内の人間関係を図表化するソシオグラムを研究。戦時中は海軍技術研究所で航空兵の適性研究に従事戦後,広島大教授となり,社会心理学を担当。のち早大教授。平成元年1月10日死去。79歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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