兼学(読み)ケンガク

デジタル大辞泉 「兼学」の意味・読み・例文・類語

けん‐がく【兼学】

[名](スル)二つ以上の学問宗教などを兼ね学ぶこと。「八宗はっしゅう兼学高僧

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「兼学」の意味・読み・例文・類語

けん‐がく【兼学】

  1. 〘 名詞 〙 二つ以上の学問、教義などを兼ね学ぶこと。特に仏教で、二つ以上の宗派の教義を兼ねて学ぶこと。
    1. [初出の実例]「大外記師遠諸道兼学者歟、今世尤物也」(出典:江談抄(1111頃)二)
    2. 「前座主明雲大僧正は顕密兼学して」(出典:平家物語(13C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android