兼学(読み)ケンガク

デジタル大辞泉 「兼学」の意味・読み・例文・類語

けん‐がく【兼学】

[名](スル)二つ以上の学問宗教などを兼ね学ぶこと。「八宗はっしゅう兼学高僧

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「兼学」の意味・読み・例文・類語

けん‐がく【兼学】

  1. 〘 名詞 〙 二つ以上の学問、教義などを兼ね学ぶこと。特に仏教で、二つ以上の宗派の教義を兼ねて学ぶこと。
    1. [初出の実例]「大外記師遠諸道兼学者歟、今世尤物也」(出典:江談抄(1111頃)二)
    2. 「前座主明雲大僧正は顕密兼学して」(出典:平家物語(13C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android