内リンパ水腫(読み)ないリンパすいしゅ(その他表記)endolymphatic hydrops

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「内リンパ水腫」の意味・わかりやすい解説

内リンパ水腫
ないリンパすいしゅ
endolymphatic hydrops

内耳膜迷路が拡大して,内リンパ液が正常以上にたまった状態をいう。内リンパの過剰な生成,あるいは循環吸収機能のいずれかに異常が生じたために起ると考えられている。内リンパ水腫はメニエール症候群でしばしば認められ,その病理学的な本態と考えられているほか,内耳の炎症奇形外傷などの際にも生じることがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む