ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「内リンパ水腫」の意味・わかりやすい解説 内リンパ水腫ないリンパすいしゅendolymphatic hydrops 内耳の膜迷路が拡大して,内リンパ液が正常以上にたまった状態をいう。内リンパの過剰な生成,あるいは循環や吸収の機能のいずれかに異常が生じたために起ると考えられている。内リンパ水腫はメニエール症候群でしばしば認められ,その病理学的な本態と考えられているほか,内耳の炎症,奇形,外傷などの際にも生じることがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by