内八文字(読み)ウチハチモンジ

デジタル大辞泉 「内八文字」の意味・読み・例文・類語

うち‐はちもんじ【内八文字】

遊女揚屋入りなどのときの歩き方。両足のつま先を内側に向けて、両足で弧を描くように歩くこと。内八文字は京都島原で、外八文字は江戸吉原で好まれたという。→外八文字1

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精選版 日本国語大辞典 「内八文字」の意味・読み・例文・類語

うち‐はちもんじ【内八文字】

  1. 〘 名詞 〙 遊女が道中する時の歩き方。うちかけのすそをかいどり、両足のつま先を内側に向け、八の字形にゆったりと歩くこと。⇔外八文字
    1. [初出の実例]「内八文字(モンジ)蹴出し歩みも」(出典浮世草子・好色盛衰記(1688)二)

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