日本歴史地名大系 「内前森町・外前森町」の解説 内前森町・外前森町うちまえもりまち・そとまえもりまち 秋田県:湯沢市湯沢町内前森町・外前森町[現在地名]湯沢市前森一―四丁目羽州街道に沿い、柳(やなぎ)町の北に続く。南から内前森町・外前森町と並び、両町は鉦打沢(かねうちざわ)川に架かる土橋で境する。両町の東は佐竹南家の家臣が住んだ大工(だいく)町・新(しん)町。享保一三年(一七二八)の湯沢町絵図(秋田県庁蔵)に「内前森町長サ五拾四間弐尺、外前森町長サ百三拾八間三尺五寸土手共ニ」とあり、同一五年の「六郡郡邑記」に両町を合わせて家数九六軒で、慶長一九年(一六一四)の検地までは「新町と前森町とニ分け唱候得共正保四年御竿より前森町と云」と記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by