内外相承(読み)ないげそうじょう

精選版 日本国語大辞典 「内外相承」の意味・読み・例文・類語

ないげ‐そうじょう‥サウジョウ【内外相承】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。内相承と外相承。日蓮宗で、法華経を伝え受け継ぐ伝統系譜に二種あることをいう。本迹(ほんじゃく)二門のうえに立って、本門釈迦から上行(じょうぎょう)菩薩を経て日蓮へと直接に相承するのを内相承、迹門の釈迦から薬王菩薩智顗(ちぎ)最澄、日蓮の順で相承するのを外相承という。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android