内牧町(読み)うちのまきまち

日本歴史地名大系 「内牧町」の解説

内牧町
うちのまきまち

[現在地名]阿蘇町内牧

内牧村の東、成川なるかわ村の北に位置する。寛永一五年(一六三八)一月一五日の長岡監物(米田是季)に宛てた日根野吉明書状(長岡文書)に「今五日内ノ巻ニ令拝見候」とある。近世は内牧手永の中心地として会所が置かれた。「国誌」に「里俗内牧町ト称スレトモ郷村帳ニハ内牧村トアリ府ヨリ十里」と記す。もと内牧村のうちで、東側の内牧城跡を中心にする地域が内牧町として分離したのであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android