内福(読み)ナイフク

デジタル大辞泉 「内福」の意味・読み・例文・類語

ない‐ふく【内福】

[名・形動]見かけよりも内実が豊かなこと。内証の裕福なこと。また、そのさま。「内福な人」
「―の聞えある男爵家の」〈魯庵破垣

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「内福」の意味・読み・例文・類語

ない‐ふく【内福】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) うわべよりも内実が裕福であること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「Naifucu(ナイフク) シタ ヒト」(出典日葡辞書(1603‐04))
    2. 「しわくうまれついたるは、糠の昔も内福(ナイフク)の今もかはらず」(出典:浮世草子好色万金丹(1694)一)
    3. [その他の文献]〔列子‐力命〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む