内膳町弥生遺跡(読み)ないぜんちようやいいせき

日本歴史地名大系 「内膳町弥生遺跡」の解説

内膳町弥生遺跡
ないぜんちようやいいせき

[現在地名]上京区薬屋町

薬屋町の京都府計量検定所建設の際、平安京諸司厨町の一つである内膳町の発掘調査が行われた。その折、明確な遺構はないが、弥生時代前期の土器石器がまとまって出土した。平安京内から弥生前期の遺物が出土した例はなく、平安以前の京都盆地を知る手掛りとなった。

土器は弥生前期後半(第一様式新)の壺・蓋形土器・甕の破片である。石器は石鏃石錐・石包丁が出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む