内船村(読み)うつぶなむら

日本歴史地名大系 「内船村」の解説

内船村
うつぶなむら

[現在地名]南部町内船

富士川左岸にあり、八代郡に属し、北は大島おおしま(現身延町)、東は下佐野しもさの村、南東井出いで村、富士川対岸は巨摩郡南部村。南北に長く、正徳年間(一七一一―一六)に一時上組・下組に分れる(南部町誌)。慶長古高帳では井出とあり、高一九七石余、幕府領。これは寛永元年(一六二四)の四郡村高帳の内船村の高と一致する。宝暦六年(一七五六)版の三郡村高帳では郡中割懸高四三〇石余・新田高役引四一石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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