内訴(読み)ナイソ

デジタル大辞泉 「内訴」の意味・読み・例文・類語

ない‐そ【内訴】

鎌倉幕府の訴訟制度で、執権連署または六波羅探題に内々に上訴すること。

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精選版 日本国語大辞典 「内訴」の意味・読み・例文・類語

ない‐そ【内訴】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 内々に訴えること。内密の訴え。〔文明本節用集(室町中)〕
  3. 鎌倉時代幕府の執権・連署または六波羅探題に直接または奏者を通じて内々に上訴すること。
    1. [初出の実例]「内訴事 関東には両所、京都には両六波羅え、内々申入之」(出典:沙汰未練書(14C初))

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