ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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鎌倉幕府の職名で、将軍を補佐し政務を総轄した。幕府成立期には政所(まんどころ)の別当(べっとう)大江広元(おおえのひろもと)のことを執権といったが、3代将軍源実朝(さねとも)の時代に北条時政(ほうじょうときまさ)も政所別当の地位について2人となり、時政の権力が増大するとともに執権と称して政務の実権を掌握するに至った。時政のあと北条義時(よしとき)がその地位を継いだが、1213年(建保1)に侍所(さむらいどころ)別当であった和田義盛(よしもり)を滅亡させ、政所と侍所の両別当を兼ねて幕政を統轄するに及び、将軍はまったく名目的な存在となった。以後、北条氏がこの地位を世襲し、連署(れんしょ)、評定衆(ひょうじょうしゅう)、引付衆(ひきつけしゅう)らを率いて幕府の実権を掌握し、北条氏の独裁体制を確立した。この執権北条氏の独裁的な体制を執権政治という。
[田中文英]
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…院事を総理する別当は,はじめ1~2名にすぎなかったが,しだいに員数が増え,ことに院政開始後は,公卿・殿上人が競って別当になることを望んだので,白河上皇の晩年には20人前後にも達した。これに対処して生まれたのが執行別当(のち執事)・年預別当で,さらに鎌倉時代以降は執権も置かれ,院中の庶政は執事・執権によって運営され,雑事は年預・庁年預(主典代が兼任)によって執行された。(3)の別納所は勅旨田の地子や封戸の納物を収納する所として重視され,主殿所は湯・灯油を供進し,掃部所は清掃・鋪設をつかさどり,薬殿は薬を供進し,仕所・召次所は仕丁を進退して雑役に従事し,御服所は装束を,細工所は車その他雑具を調進し,御厨子所・進物所は進膳の事をつかさどった。…
…もともとは前記の仏教用語に発するもので,その論題の判定機能のゆえに幕府の裁判担当者の職名に転じたとみなされている。鎌倉幕府では東国の執権・連署が探題と呼ばれ,また西国・九州を単位としてそれぞれ六波羅探題・鎮西探題が置かれたが,その職名は通称であって,正式の職名ではなかったようである。室町幕府では幕府や関東府の管領・執事が探題と呼ばれた例はなく,それ以外の広い地域の管領権を有する職についてのみ探題と呼ばれた。…
…鎌倉幕府の初代執権。時方の子。…
※「執権」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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