内部金融(読み)ナイブキンユウ

デジタル大辞泉 「内部金融」の意味・読み・例文・類語

ないぶ‐きんゆう【内部金融】

企業が経営活動に必要な資金を企業内部で調達すること。主として内部留保減価償却による資金を源泉とする。自己金融。⇔外部金融

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精選版 日本国語大辞典 「内部金融」の意味・読み・例文・類語

ないぶ‐きんゆう【内部金融】

〘名〙 企業が経営活動に必要な資金を企業内部で調達すること。主として内部留保と減価償却による資金を源泉とする。自己金融。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「内部金融」の意味・わかりやすい解説

内部金融
ないぶきんゆう

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会計用語キーワード辞典 「内部金融」の解説

内部金融

企業が資金を調達する際、自社内で行うことをいいます。売上を上げて資金を得たり、経費削減により資金流出を防ぐなどの方法があり、自己金融ともいいます。

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世界大百科事典(旧版)内の内部金融の言及

【新株発行】より

…株式会社が,その成立後,発行予定株式数(授権株式数)の範囲内で新たに株式を発行すること。その株式を新株または子株(これに対しすでに発行している株式は旧株または親株)という。新株発行は株式会社の資金調達の一方法であるが,銀行からの借入や一般公衆からの借入(社債)と異なり,自己資金の調達であり,会社の規模の人的・物的拡大である。新株発行は,通常の新株発行と特殊の新株発行に大別できる。
[通常の新株発行]
 会社が直接に新たな資金を調達する目的で行う新株発行。…

【内部金融・外部金融】より

…個人,企業などの経済主体が必要な資金を入手するには,まず,その経常的収入によって賄うか,あるいは預金の引出しや株式の売却のように,保有する資産を処分することによって調達する方法がある。このように,資金調達の源泉が当該経済主体の内部に求められる場合を内部金融,もしくは自己金融と呼ぶ。これとは対照的に,直接金融および間接金融方式(〈直接金融・間接金融〉の項参照)のように,資金調達の源泉がその経済主体の外部に求められる場合を外部金融と呼ぶ。…

※「内部金融」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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