内野茂樹(読み)ウチノ シゲキ

20世紀日本人名事典 「内野茂樹」の解説

内野 茂樹
ウチノ シゲキ

昭和期の新聞学者 元・早稲田大学教授。



生年
明治44(1911)年1月

没年
昭和38(1963)年2月18日

出生地
埼玉県比企郡

学歴〔年〕
早稲田大学政治経済学部〔昭和12年〕卒

学位〔年〕
法学博士〔昭和35年〕

経歴
昭和4年独学で早稲田大学の検定に合格、12年同大を卒業し同大学教職員賞を受賞した。同年倉敷絹織に入社兵役で中国、フィリピン転戦、21年復員。22年早大政経学部に新聞学科が設置され同学部新聞研究資料室に招かれた。23年早大講師、29年教授となった。この間、25年からアメリカ新聞史に関する論文を発表、また日本新聞学会創立に参画。35年「アメリカ新聞の生成過程」により法学博士となり、続いて「19世紀新聞論」を構想中に倒れた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内野茂樹」の解説

内野茂樹 うちの-しげき

1911-1963 昭和時代の新聞学者。
明治44年1月20日生まれ。昭和12年倉敷絹織にはいる。のち中国などに従軍。22年早大政治経済学部に新聞学科が創設されると,新聞研究資料室にまねかれ,29年早大教授。アメリカ新聞史,マスコミ論を研究した。昭和38年2月18日死去。52歳。埼玉県出身。早大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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