内鑯(読み)ウチセン

精選版 日本国語大辞典 「内鑯」の意味・読み・例文・類語

うち‐せん【内鑯】

  1. 〘 名詞 〙 刃のついた面が外に湾曲している鉋(かんな)。おけの内側を削ったり、屋根にふくこけら板を削ったりするのに用いる。⇔外鑯
    1. [初出の実例]「内鑯 やねふきこけら板へぐに用る。桶屋にても用る」(出典:合巻・宝船桂帆柱(1827)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android