内鑯(読み)ウチセン

デジタル大辞泉 「内鑯」の意味・読み・例文・類語

うち‐せん【内×鑯】

刃のついた面が外側に湾曲しているかんな桶板おけいた内側屋根のこけら板などを削るのに用いる。⇔外鑯そとせん

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精選版 日本国語大辞典 「内鑯」の意味・読み・例文・類語

うち‐せん【内鑯】

  1. 〘 名詞 〙 刃のついた面が外に湾曲している鉋(かんな)。おけの内側を削ったり、屋根にふくこけら板を削ったりするのに用いる。⇔外鑯
    1. [初出の実例]「内鑯 やねふきこけら板へぐに用る。桶屋にても用る」(出典:合巻・宝船桂帆柱(1827)前)

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