円性房妻(読み)えんしょうぼうの つま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「円性房妻」の解説

円性房妻 えんしょうぼうの-つま

?-? 鎌倉時代の女性。
夫が代官をつとめる若狭(わかさ)(福井県)西津荘で,正応(しょうおう)6年(1293)多烏(たがらすの)浦と汲部(つるべの)浦との間に争いがおきる。夫が解決できなかったため,多烏の農民紛争処理を要請され,永仁(えいにん)4年和解にみちびいた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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