円明村(読み)えんみようむら

日本歴史地名大系 「円明村」の解説

円明村
えんみようむら

[現在地名]柏原市円明町・玉手たまて町・あさひおか一―三丁目

玉手山たまてやま丘陵の西山ぎわに位置する。玉手村の南にあたる。西は石川まで。地名円明寺という寺院名に由来するというが不詳。産土神の伯太姫はかたひめ神社は延喜式内社。玉手の伯太彦はかたひこ神社と対になる。「大乗院寺社雑事記」明応六年(一四九七)七月二四日条に「河内於円明狛谷与古市合戦」とあり、当地は戦場となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android