円明村(読み)えんみようむら

日本歴史地名大系 「円明村」の解説

円明村
えんみようむら

[現在地名]柏原市円明町・玉手たまて町・あさひおか一―三丁目

玉手山たまてやま丘陵の西山ぎわに位置する。玉手村の南にあたる。西は石川まで。地名円明寺という寺院名に由来するというが不詳。産土神の伯太姫はかたひめ神社は延喜式内社。玉手の伯太彦はかたひこ神社と対になる。「大乗院寺社雑事記」明応六年(一四九七)七月二四日条に「河内於円明狛谷与古市合戦」とあり、当地は戦場となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android