水取り(読み)ミズトリ

デジタル大辞泉 「水取り」の意味・読み・例文・類語

みず‐とり〔みづ‐〕【水取り】

水をくみ取ること。また、そのための用具
お水取り」に同じ。 春》「―や氷の僧のくつの音/芭蕉
水をふき取る手ぬぐいをいう女房詞

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精選版 日本国語大辞典 「水取り」の意味・読み・例文・類語

もい‐とりもひ‥【水取・主水・水部】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「もい」は水の意 ) 飲料水のことなどをつかさどること。また、その人。宮内省被管の主水司(もいとりのつかさ)の下級官人。水戸(もいとりべ)を率いる伴(とも)もんどり。もんどん。もんど。
    1. [初出の実例]「此は宇陀の水取(もひとり)等の祖ぞ」(出典古事記(712)中)

もん‐どり【水取・主水】

  1. 〘 名詞 〙 「もいとり(水取)」の変化した語。〔名目鈔(1457頃)〕

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占い用語集 「水取り」の解説

水取り

祐気採りの一種で、水を特定日時に特定の吉方位から採取してくる方法

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