デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「円胤」の解説 円胤 えんいん 1407-1448* 室町時代,後村上天皇の孫。応永14年生まれ。28年近江(おうみ)(滋賀県)の天台宗園城寺(おんじょうじ)円満院で出家。30年一身阿闍梨(あじゃり)となり,のち大僧正。文安元年還俗(げんぞく)して南朝の再興をめざし,紀伊(きい)北山(和歌山県)で挙兵。幕府方の畠山持国軍とたたかい,文安4年12月22日敗死した。41歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例