デジタル大辞泉 「円頓戒壇」の意味・読み・例文・類語 えんどん‐かいだん〔ヱンドン‐〕【円頓戒壇】 天台宗に入門した者に円頓戒を授ける式場。最澄没後、比叡山に開かれた。これに対し、園城寺おんじょうじの開いた戒壇を三摩耶さんまや戒壇とよぶ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「円頓戒壇」の意味・読み・例文・類語 えんどん‐かいだんヱンドン‥【円頓戒壇】 〘 名詞 〙 仏語。天台宗の円頓戒を受ける戒壇。[初出の実例]「真言律宗法義昇進訳書〈略〉大乗律と申候は、梵網経之五十八戒を以受持仕、菩薩比丘と呼び候而、〈略〉其戒壇も円頓戒壇と名け候」(出典:諸宗階級(1801‐02)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例