再保険プール(読み)サイホケンプール

デジタル大辞泉 「再保険プール」の意味・読み・例文・類語

さいほけん‐プール【再保険プール】

多数保険会社それぞれ引き受けた保険契約全部または一部をプールしておき、それを個々の加盟会社の引き受け能力や実績などを考慮して再配分し、共同再保険を引き受ける方式。→再保険専門会社

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

保険基礎用語集 「再保険プール」の解説

再保険プール

多数の保険会社が各自の引受けた保険契約の全部または一部をプールし、それを個々の加盟会社の引受能力、実績等を考慮して、あらかじめ定められた配分割合により加盟会社へ再配分する仕組みをさします。

出典 みんなの生命保険アドバイザー保険基礎用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内の再保険プールの言及

【航空保険】より

…航空保険は,例えばジャンボ機であれば高額の機体が数百人もの乗客を乗せて大都市の上空を飛行するなど,リスクが巨大になる。したがってリスク分散と平均化を図る必要が大きく,各国とも再保険プール等を形成して引受けを行っている。さらに海外再保険に依存せざるをえず,プールでの保有を超えるものについては各国プール間で再保険交換が行われるなど,航空保険の経営は国際的なものになっている。…

※「再保険プール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android