共同通信ニュース用語解説 「再生エネ受け入れ中断」の解説
再生エネ受け入れ中断
政府は太陽光や風力など再生可能エネルギーによる発電を増やすため、2012年7月に固定価格買い取り制度を始めた。再生エネ事業者は国が決めた価格で一定期間、発電した電力を大手電力会社に買い取ってもらえるため、再生エネの普及を後押しした。一方、九州電力など大手電力は需給バランスが崩れて大規模停電の恐れがあるとして、今年9月から順次、新規の再生エネの受け入れ手続き中断を発表。経済産業省は10月15日、固定価格買い取り制度を抜本的に見直す議論を本格的に開始した。買い取り価格や国民負担の上限設定などを幅広く検討し、年内に結論を出す。
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