冑村(読み)かぶとむら

日本歴史地名大系 「冑村」の解説

冑村
かぶとむら

[現在地名]会津高田町西本にしもと

みや川中流にあり、北東仁王にんのう村、西は大岩おおいわ村。端村に上冑があり、集落は上冑・中冑・下冑(元冑)に分れる。もと安太あふと・虻戸村と記したが、寛永四年(一六二七)現在名に改めた(新編会津風土記)近世は会津領から寛永二〇年以降南山御蔵入領で、冑組に属した。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録には上甲下甲として高一七九石余。文化一五年(一八一八)の南山御蔵入領組村高帳では高二一七石余。化政期の家数は上冑三五・中冑一・下冑三(新編会津風土記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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