冠纓(読み)カンエイ

デジタル大辞泉 「冠纓」の意味・読み・例文・類語

かん‐えい〔クワン‐〕【冠×纓】

かんむりのひも。

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精選版 日本国語大辞典 「冠纓」の意味・読み・例文・類語

かん‐えいクヮン‥【冠纓】

  1. 〘 名詞 〙 かんむりのひも。役人身分をいう。
    1. [初出の実例]「我是江湖釣漁客、平生不曾接冠纓」(出典:詩聖堂詩集‐初編(1810)一〇・雪後鶯谷小集得庚韻)
    2. [その他の文献]〔韓非子‐姦却弑臣〕

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普及版 字通 「冠纓」の読み・字形・画数・意味

【冠纓】かん(くわん)えい

冠のひも。〔史記、滑稽伝〕淳于(じゆんうこん)天を仰いで大いに笑ふ。冠纓の索(なは)(き)れたり。

字通「冠」の項目を見る

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