冥王まさ子(読み)メイオウ マサコ

20世紀日本人名事典 「冥王まさ子」の解説

冥王 まさ子
メイオウ マサコ

昭和・平成期の小説家



生年
昭和14(1939)年11月25日

没年
平成7(1995)年4月21日

出生地
東京都世田谷区

本名
柄谷 真佐子

学歴〔年〕
東京外国語大学〔昭和38年〕卒,東京大学大学院人文科学研究科英文学専攻〔昭和41年〕修了

主な受賞名〔年〕
文芸賞(第13回)〔昭和54年〕「ある女のグリンプス

経歴
昭和50年から1年間アメリカ東海岸の学園都市ニューヘイブンに住み、帰国直前の1カ月間、子連れでヨーロッパ各地を旅行、この体験を「天馬空を行く」として出版。のち、米国に渡り、シュタイナー・カレッジに籍を置く。主な作品に「ある女のグリンプス」「雪むかえ」、訳書にレイチェル・マカルパイン「フェアウェル・スピーチ」、共訳書にルドルフ・シュタイナー「魂の隠れた深み―精神分析を越えて」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「冥王まさ子」の解説

冥王まさ子 めいおう-まさこ

1939-1995 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和14年11月25日生まれ。柄谷行人(からたに-こうじん)と結婚(のち離婚)し,本名は柄谷真佐子。昭和54年「ある女のグリンプス」で文芸賞。シュタイナーの精神科学関心もち,研究のために渡米中の平成7年4月21日死去。55歳。東京出身。東京外大卒。作品はほかに「雪むかえ」「南十字星息子」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「冥王まさ子」の解説

冥王 まさ子 (めいおう まさこ)

生年月日:1939年11月25日
昭和時代;平成時代の小説家
1995年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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