日本歴史地名大系 「冬頭村」の解説 冬頭村ふゆとうむら 岐阜県:高山市冬頭村[現在地名]高山市冬頭町・問屋町(とんやまち)下岡本(しもおかもと)村の北にあり、西から北を川上(かわかみ)川、北を宮(みや)川、東を同川に流入する苔(すのり)川に限られる。苔川を挟んで東は本母(ほのぶ)村と桐生(きりゆう)村。桐生村から続く瓜巣(うりす)街道は、川上川を渡って上切(かみぎり)村に延びる。長享二年(一四八八)七月二八日書写の桐生買地帳(宝幢坊文書)に「ふいと」とみえる。村の南端へ延びてきている中山(なかやま)丘陵には冬頭城跡がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by