冷中性子(読み)レイチュウセイシ

デジタル大辞泉 「冷中性子」の意味・読み・例文・類語

れい‐ちゅうせいし【冷中性子】

運動エネルギーが媒質中の分子温度で、セ氏マイナス250度以下程度に相当する中性子熱中性子液体水素減速材でさらに冷却することで得られ、中性子散乱分析や生体内の物質挙動観察などに利用される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android