冷中性子(読み)レイチュウセイシ

デジタル大辞泉 「冷中性子」の意味・読み・例文・類語

れい‐ちゅうせいし【冷中性子】

運動エネルギーが媒質中の分子温度で、セ氏マイナス250度以下程度に相当する中性子熱中性子液体水素減速材でさらに冷却することで得られ、中性子散乱分析や生体内の物質挙動観察などに利用される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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