冷中性子(読み)レイチュウセイシ

デジタル大辞泉 「冷中性子」の意味・読み・例文・類語

れい‐ちゅうせいし【冷中性子】

運動エネルギーが媒質中の分子温度で、セ氏マイナス250度以下程度に相当する中性子熱中性子液体水素減速材でさらに冷却することで得られ、中性子散乱分析や生体内の物質挙動観察などに利用される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android