冷艶(読み)レイエン

デジタル大辞泉 「冷艶」の意味・読み・例文・類語

れい‐えん【冷艶】

冷ややかな美しさ。
白襟の―物の類うべき無く」〈紅葉金色夜叉

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精選版 日本国語大辞典 「冷艶」の意味・読み・例文・類語

れい‐えん【冷豔・冷艷】

  1. 〘 名詞 〙 ひややかな感じの美しさ。白くひややかな美しさ。
    1. [初出の実例]「一家春色雪封条、冷艷迎晴午未消」(出典:寛斎先生遺稿(1821)五・梨花雪)
    2. 「冷艷全く雪を欺き」(出典:佳人之奇遇(1885‐97)〈東海散士〉一)
    3. [その他の文献]〔丘為‐左掖梨花詩〕

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