凄其(読み)せいき

精選版 日本国語大辞典 「凄其」の意味・読み・例文・類語

せい‐き【凄其】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ( 「其」は語調をととのえる語 ) すさまじいさま。さむざむとしたさま。
    1. [初出の実例]「一箇青蘋末、凄其万不同」(出典:菅家文草(900頃)一・秋風詩)
    2. 「此日陰風淒其として、殊に凜冽を覚へたり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二)
    3. [その他の文献]〔詩経‐邶風・緑衣〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「凄其」の読み・字形・画数・意味

【凄其】せいき

寂しい。

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