凡情(読み)ぼんじょう

精選版 日本国語大辞典 「凡情」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐じょう‥ジャウ【凡情】

  1. 〘 名詞 〙 凡人の情。凡夫らしい低俗な心。つまらない感情凡心
    1. [初出の実例]「一箇无明諸行業、不中不外惑凡情」(出典性霊集‐一〇(1079)十喩詩)
    2. 「はかなき凡情の妄念也」(出典:随筆・戴恩記(1644頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android