出で交じらふ(読み)イデマジラウ

デジタル大辞泉 「出で交じらふ」の意味・読み・例文・類語

いで‐まじら・う〔‐まじらふ〕【出で交じらふ】

[動ハ四]すすんで人々の中に入って、交際をする。
「家の子の君達きんだち、―・ひ給はず」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「出で交じらふ」の意味・読み・例文・類語

いで‐まじら・う‥まじらふ【出交】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「まじらう」は動詞「まじる」に動作反復継続を表わす接尾語「ふ」の付いたもの ) 世間に出て交際する。世の人々とつきあう。
    1. [初出の実例]「物思ひのみして、をさをさいでまじらひ給ふ事もなし」(出典:落窪物語(10C後)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む